休章 3

休章 3

昨夜の感動身にしみる、世紀の祭典感激し、世界に送るメッセージ、血と汗、涙の結晶を、数日間で燃え尽きて、十秒間に賭けてみて、一瞬駆ける数年間、苦しい練習乗り越えて、余韻が残って残像し、興奮覚めず眠れずに、いついつまでも尾を引いて、頭脳が離れず夢の跡、胸の芯まで染み透る、なかなか忘れることができなくて、心の底まで酔ってくる、けれども明日からまたまた現実が、苦しい辛い現実が、すぐさまそこにやってくる、それにしても人類界、二千年も継続し、時代の変遷あるものの、生命力の壮絶さ、何度も何度も乗り越えて、屈することなく温存し、世紀の興奮繰り返し、自然界もわかるけど、人間世界の尊さは、歴史紐解き大感動、そんなことを思慮しても、現実感が現れて、忙しいやら難しい、日々の生活視野狭く、和と輪があるやら、ないのやら、難解、不理解、目も眩む、コロコロ変わる言語音、和音大切いいけれど、不協和音も乙なもの、男は男の論理あり、女は女の論理あり、根本的に違うのに、何故か現代我慢して、忍耐力と我慢力、辛坊さえもできもせず、現代人の風潮は、一体如何にあるべきか。